Meta広告(Facebook・Instagram)が審査に通るといよいよ配信開始です。
しかし配信開始直後は「情報収集期間」になって思うような成果が得られない時があります。
今回は、Meta広告の情報収集期間について概要や対処法を解説します。
情報収集期間とは?
情報収集期間とはMetaが広告を配信するにあたって、最適な結果を得るために機械が学習する期間のことです。
この期間中は、まだ広告配信が本調子ではないため予算の消化が緩やかになったり、まったく成果が得られない時があります。
Facebookの広告配信システムは、広告を表示するたびに、その広告を表示すべき最適な利用者と配置について学習します。広告の表示回数が増えるほど、配信システムが行う広告パフォーマンスの最適化の精度が上がっていきます。
情報収集期間とは、表示される広告セットについて配信システムがまだ多くの学習を必要としている期間のことです。
引用元:情報収集期間について
情報収集期間はいつ終わる?
情報収集期間はその広告で設定した「最適化イベント」が50件発生すると完了します。
最適化イベントとは、広告主が広告作成の際に設定する広告の目標で、「コンバージョン」や「リンククリック」などを示します。
情報収集期間が終わらない時
情報収集期間が3日以上続く時は、その広告の設定がよくない可能性があります。ターゲティング条件をゆるめたり、予算を追加したり、設定を改善しましょう。
ただし成果が安定しないだけで、一定のインプレッションやコンバージョンが発生している場合は、変更を加えずに機械学習を継続させる方が有効です。
大幅な編集
すでに配信中の広告であったとしても編集を加えると、配信途中で情報収集期間が再度始まる場合があります。
大幅な編集の例は以下の通りです。
情報収集期間でインプレッションが0のとき
インプレッションが0の時は全く広告が配信されていません。広告がアクティブになってから24時間ほど待ってみて、それでもインプレッションが0が続くようであれば何らかのエラーの可能性があります。
こちらの記事を参考に広告設定の見直しをしてみましょう。
情報収集期間中は辛抱強く待ってみる
広告の配信開始直後は、「情報収集期間」で成果が得られないことがあります。
情報収集期間は、最適な結果を得るために広告を学習する期間です。期間が続く場合は設定見直しが必要ですが、成果が一定ある場合は変更を避け、情報収集を続行することがおすすめです。
記事が皆様のお役にたてておりましたら幸いです!
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