Facebook広告を公開したのに、予算の消化が止まってしまったことはありませんか?
Metaでは広告アカウントごとに1日で消化できる上限予算が決まっており、これを超えて予算を消化することはできません。
これを「日予算」といいます
この記事では「日予算の上限」について解説します。
自分のアカウントの日予算を確認する方法や上限を上げる方法についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。
Facebook広告の「日予算(1日の上限予算)」とは?
Facebook広告における「日予算(1日の上限予算)」とは、広告アカウントごとにMetaが決めている使用できる金額の上限のことを意味します。
広告アカウント全体で消化できる金額に上限が設けられていて、それを超える予算を設定したとしても、上限を超えて広告が配信されることはありません。
この記事で解説する「日予算(1日の上限予算)」は広告主が広告マネージャで設定する「1日の予算」や「アカウントの上限予算」とは全く違うものです。
1日に費やせる広告費用の総額には、ご自身の広告利用実績を基に制限が設けられます。1日の上限予算は、すべてのキャンペーンやアカウントで費やせる総額を制限するものです。
Metaの1日の上限予算について
1日の上限予算がある理由
消化できる予算に上限が設定される理由は以下の通りです。
こちらは公式ヘルプリンクからの引用です。
つまりアカウントが新しく作成されたばかりの時やネガティブな報告がある場合など、信頼性が低いアカウントだと判断された場合に使える予算を制限されてしまいます。
自分の1日の上限予算を確認する方法
残念ながら、広告マネージャのどこを見ても自分の1日の上限予算を確認できる場所はありません。稀に、広告マネージャで予算を設定したときに「日予算上限を超えています」と警告アラート表示されることがありますが、表示がでない場合もあります。
自分の広告が1日あたり6,000円くらいで消化が止まっているときは、日予算の上限に達している可能性が高いです。
1日の上限予算を上げる方法
1日の上限予算は、広告の運用履歴が貯まれば自動で上がっていきますが、強制的にあげることができるかもしれない方法があります。
配信途中の広告が上限に達して止まってしまった場合は、まずは以下の方法を試しましょう。
サポートに問い合わせる
Metaのカスタマーサポートに問い合わせると、上限を教えてもらえます。またアカウントの条件次第で、引き上げの申請をしてもらえる時もあります。
新しい広告アカウントは引き上げ申請の対象にならない場合が多く、ある程度運用実績のあるアカウントなら申請してもらえることが多いです。
ビジネス認証をする
ビジネス認証とはMetaに法人情報などを提出することで、実際に存在するビジネスであると証明をすることです。
しかしビジネス認証はMetaから招待を受けた場合のみ申請ができるので、どなたでも試せる方法ではありません。
日予算の上限を上げるにはアカウントの信頼性をあげよう
今回は、Metaの日予算(1日の上限予算)について解説しました。
新しいアカウントや信頼性の低いアカウントは使える予算の上限があります。またその上限は自分では確認できないので、広告の消化が止まってから気が付く場合が多いです。
上限を引き上げる方法は、カスタマーサポートに連絡するかビジネス認証を実施することです。どれも実行できないときは、地道にアカウントの信頼性を上げていきましょう。
記事が皆様のお役にたてておりましたら幸いです!